着物の柄にも注目

初節句の時には、着物を着て写真撮影に行くという人もいるでしょう。ですが、この時に色ばかりを気にしている人も多いのではないでしょうか。
確かに、写真映えする明るい色や、華やかな色を意識することは大切です。ですが、着物の柄を意識することも忘れないようにしましょう。

日本では、古くから着物の柄に意味を持たせていました。
たとえば、おめでたいと言われる松竹梅ですが、この松竹梅にも意味があります。松は、たとえ冬の厳しい寒さのなかでもしっかりと葉をつけますし、竹は成長が早く、スクスクとまっすぐ伸びます。そして、梅は冬の終わりにすぐに花を開きます。この3つが揃った着物は、子供の成長を願う親の愛が詰まっているのです。
また、牡丹の柄は美しさを、蝶には健やかな成長といった意味があるのです。子供が成長した時に、親がどのような想いを込めて成長を願ったのかを伝えることができます。
初節句の写真を撮る時には、着物の持つ意味についても知っておくと良いでしょう。

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